久々の企画展です。
今回は前回の高須賀優「森のサーカス」に続き、Clown Dimitri「森のサーカス」です。NPO国際サーカス村協会の代表西田敬一さんの協力により、スイスで最も有名なクラウン（道化師）ディミトリさんの描いた水彩画（リトグラフ）を中心にサーカス資料館の書籍やサーカスグッズを展示します。
ディミトリさんは45年前にスイスで演劇学校を設立しました。
西田さんも平成9年(1997年) に国際サーカス村協会を設立し、2001年に日本で唯一のサーカス学校を群馬県みどり市に開設しました。西田さんとディミトリさんの関係は、協会設立の年に同市にある「童謡ふるさと館」主催で、西田さんが招聘したミミクリーチ（ロシアのクラウンユニット）とディミトリさんの公演が始まりとなります。以来西田さんのサーカス学校はディミトリさんの活動が範となっています。
http://www.circus-mura.net（facebook、Instagramはこちらから@@circusmura）
残念ながら、ディミトリさんは2015年80才で亡くなりました。もう彼のパフォーマンスをライブで見ることはできませんが、映像資料が多く残っています。そして普段のディミトリさんのひととなりを感じさせる水彩画（リトグラフ）が西田さんの手元に残っています。映像はご自宅でも見ることができますが、水彩画（リトグラフ）は世に知られていません。今回はそのリトグラフを20点あまり展示します。画家としてではありませんが、日常の中に絵を描くことを楽しんでいただけあって、クラウン人生の楽しい世界が伝わってきます。
また、今後のコロナの状況次第ではありますが、西田さんの主催するサーカス学校の卒業生や生徒さんたちのパフォーマンスも企画したいと思っています。
実施する場合はFacebook、Instagramまたは森の小屋ブログで事前にご案内をいたします。